中山10R
第55回有馬記念(GI)馬券の売上額世界一のビッグイベント。
もはや国民的行事ともいえる大レース。
まさに日本一決定戦にふさわしい。
しかし、一番強い馬が勝つ・・・とは限らない。
多くのビッグレースがひしめき合う秋の中の
最終戦ということもあって、
勝敗のポイントはこの秋の「消耗度」とも言えるのだ。
ローズキングダムが疝痛のため出走取消で、
15頭による決戦となる。
では、有馬記念恒例(そうか?)の
全馬展開予想を〜
逃げ馬がいない。
最内枠のヴィクトワールピサが行くか。
ネヴァブションも行ける脚はあるが・・・
あるいは外枠からトゥザグローリーもあるのか。
発馬五分ならペルーサなんてことも。
あっと驚く作戦を持ってる陣営もいるかもしれないが、
ふつうに考えるならヴィクトワールピサが、
もまれるよりも前に行きたいところ。1〜2番手にはいそう。
エイシンフラッシュは中団から
少しずつ前へと進出して、スタンドあたりでは先団まで。
ネヴァブション、フォゲッタブル、
トホセンジョーダンと先団グループ。
直後にルーラーシップがいて、
ブエナビスタ、メイショウベルーガが追走。
トゥザグローリー、ドリームジャーニー、
レッドディザイアあたりが中団を形成。
ダノンシャンティ、ジャミール、オウケンブルースリ・・
このあたりが後方集団に。
ペルーサがどの位置にいるかは
一つのポイントだが、発馬五分なら先団だが・・
逃げ馬がいないために、
前半はゆったりしたペースで流れるものの、
エイシンフラッシュらが早めに仕掛けていけば、
ブエナビスタも早めに先団を抜け出してくる。
後半はグッとペースがあがり、
消耗度の高いレースになる。
Sペースの瞬発力勝負とはならず、
平均ペースの持久力勝負となるはずだ。
◎05.ルーラーシップ
〇13.オウケンブルースリ
▲07.ブエナビスタ
△01.ヴィクトワールピサ
△10.エイシンフラッシュ
△12.ドリームジャーニー
05.ルーラーシップ秋初戦が鳴尾記念(1着)でヒルノダムール(皐月賞2着)を撃破。
中2週で反動の心配もなくはないが、それよりも上積みに期待。
ダービーは掛かりながらも僅差の5着。今年の3歳勢の中でも
能力は一級品。他の3歳馬と比べて消耗度では分がある。
13.オウケンブルースリ大崩れのないのが最大の強み。
順調さを欠いてレース間隔が空きがちだが、
やっと本調子になってきたのが今回なのだ。
JCでウオッカにハナ差まで迫った豪脚で、
全馬まとめて差し切るか?
今年3走目、ちょうど走りごろだ。
07.ブエナビスタ現役最強馬。
ほとんどが勝負付けの済んだメンバーで、
あっさり勝ってもなんら不思議ではない。
天皇賞・秋→JC→有馬記念のゴールデンローテーは
牡馬であっても過酷なだけに牝馬では・・・
と考えるのが普通だが、この馬は並の牝馬とは訳が違う。
もしこの馬が負けるとすれば、
それは展開のアヤ・・と思うのだが・・・
01.ヴィクトワールピサなんと言っても中山2戦2勝の巧者の皐月賞馬。
海外遠征後初戦のJCで僅差の3着。
あれだけの競馬をしての反動のほうが心配ではあるが、
調教では上昇気配を見ている。
10.エイシンフラッシュ今年のダービー馬。
菊花賞は筋肉痛で回避したが、
そのおかげで疲労をためていない分有利だ。
JCは前に壁が作れなかったのが敗因。
今回は・・・
12.ドリームジャーニー昨年の覇者。
間隔が空いてしまったのが気になるが、
もともとポン駆けするタイプなので、
こちらも疲労をためてない分有利と判断。
三連単
1着:05,07,13
2着:01,05,07,10,12,13
3着:01,05,07,10,12,13
(60点)
馬連
05,07,13
(ボックス3点)
馬連
軸馬:01
相手:05,07
(流し2点)