中山10R
第53回有馬記念(GI)1着 13.ダイワスカーレット(1人気)
2着 14.アドマイヤモナーク(14人気)
3着 06.エアシェイディ(10人気)
4着 11.ドリームジャーニー(7人気)
5着 08.スクリーンヒーロー(3人気)
ラップタイム
6.9-11.2-11.9-11.2-11.9-13.0-
13.2-12.4-11.5-11.9-12.0-11.7-12.7
通過順
一角
13-(1,9)12,4(3,5)(2,6)8(11,7,10)-
14 二角
13(1,9)12(3,4,5)(2,6,8)(7,10)11-
14 三角
13(9,12,5)(1,4,6,8,10)(3,7)2(11,
14)
四角
13(9,8)(12,5,10)(1,6)(11,7)(3,4,2,
14)
スタートでは
スピードの絶対値の違いから、
すんなりとダイワスカーレットがハナへ。
カワカミプリンセスが1枠を利して、
ハナを目指して横典が必死になって
手綱をしごいて2番手に上がるものの、
ダイワの勢いに押されてハナには立てず。
メイショウサムソンもカワカミの外から並びかけながら、
速めの競馬。
問題はマツリダゴッホ。
馬群がバラけなかったせいもあるが、
内に入れず、前にもいけず・・・・
後方からの競馬を余儀なくされた。
この時点でマツリダの目は無くなった。
澱みのない流れでダイワが軽快に飛ばす。
それでいて向こう正面ではしっかりと息を入れることができた。
3コーナーからメイショウサムソンが仕掛けながら、
ダイワに並ぼうと武騎手も手綱をしごいているのだが、
並ばせてもくれない。
その動きを見ながら、有力各馬も一斉に始動開始。
前の動きが激しくなる。
4コーナーでは外から早くも
フローテーションが追い上げて先団まであがってきた・・・
ぁぁぁぁぁぁ・・・ルメール早過ぎるぅぅぅぅ
最後の直線。
ダイワのスピードは衰えることを知らず。
ダイワを潰しに行こうとした先行集団はここで壊滅状態に。
それを尻目に外から、
“後ろ”の馬たちが強襲開始。。。。。
勝ったのはダイワスカーレット。
結局はこの馬の独壇場となった有馬記念。
能力が一枚も二枚も上だった。
トウメイが勝った1971年以来、
37年ぶりの牝馬による有馬記念制覇。
2着はアドマイヤモナーク
最後方からの競馬。
先行勢の牽制しあいなど全く関係なく、
自身の競馬を貫いた結果だ。
ひそかに中山巧者で冬を得意とする馬でもある。
3着はエアシェイディ
中団やや後方から。
こちらも先行勢のやり合いをジッとみながら、
直線一気にかけたのがよかった。
4着はドリームジャーニー
後方からの競馬。
若干速めに仕掛けて、
内からよく伸びてきた。
3着とはハナ差。
5着スクリーンヒーロー
中団やや後方から。
三角からロングスパートをかけて、
一発を狙ったが、
途中でバテてしまった。
結果としては・・・
予想で書いたとおり、
「前の馬と後ろの馬」のワンツーになりましたな(笑)
軸馬の選定も完璧。
展開の読みも完璧。
読み違えたのは結局のところ、
「勝ちに行く競馬」をした馬と
「着を取りに行く競馬」をした馬の違い。
「外国人騎手が怖い」などという
変な幻覚に惑わされて、
ちゃんとした予想ができていなかったぁ
と後悔の念しきりだったレース直後・・・
外国人騎手が「着を取りに行く競馬」などするはずがない。
可能性が低くても「勝ちに行く競馬」をするのが当然。
だったら、今回のレースで確固たる軸馬がいて、
展開も分かっていたら、こういうレースになることは
十分に想定できたはずだった。
ダイワの一着固定で、
ヒモに後方の馬を買う。
これが正解だった・・・
選択肢にこれはあったのに・・・・
一度は考えたのになぁ。
なんだかとっても悔いの残る予想をしてしまたな・・と