2006年04月24日

あれから11年:ライスシャワー

先週の日曜のことである。
特に競馬好きでもない人たちとの会話。
たまたま競馬の話で盛り上がったときに
一人が言った。

「ライスシャワーって人間に殺された馬だよな」


すだちはすかさず
「・・・違う。レース中の事故で・・・」
と言いかけて言葉を失った。



安楽死
たしかに人の手で殺されたに違いない。
京都競馬場で何万もの観衆が見守る中、
テレビの生中継の中、
ライスシャワーは人の手でこの世を去った。

それが大怪我をして立ち上がれずに苦しむ馬を
楽にするための唯一の手段でしかなかったからだ。
粉砕骨折・・・治療する方法は無い。
(追記:JRAの正式発表による診断名は、
「左第一指関節開放脱臼」です。
「粉砕骨折」は記憶違いでした。
お詫びして訂正します 2006/05/17)



しかし、当時のマスコミは
特に競馬サークル外のマスコミにとっては、
そういう概念が希薄だった。
そして、競馬を知らない人たちにとっても・・・

「たかが骨折したからといって、その場で殺すなんて
それが人間のすることか?
せめて治療ぐらいすべきではないか?」

これは当時、大手一般紙の投稿欄に
普通に投稿されたものの要約。

なぜ、安楽死にしなければならなかったのか?
当時のマスコミはそんなことよりも、
GI馬を公衆の面前で安楽死にしたという事実だけを
センセーショナルに報道した。

その結果
「競馬とはなんと酷い世界なのか」
というイメージができてしまった。

当時、ライスシャワーの関係者たちも
世間の多くから非難されたという。

ライスシャワーは
「人に殺された馬」というイメージになってしまったことが
あの頃、とても悔しく感じたものである。







あれから11年・・・


ライスシャワー01
京都競馬場のライスシャワー慰霊碑


慰霊碑は今もなお、人参や花が供えられている。
慰霊碑を撫でたりすがったりする人もいる。

ライスシャワーは「人から愛された馬」だった。
今も愛され続けている。



ライスシャワー03
我が家の家宝「ライスシャワーのパネル」






20世紀の名馬・ライスシャワー

ライスシャワーの思い出

平成7年宝塚記念の思い出













ライスシャワー02
posted by すだち at 23:30| Comment(0) | TrackBack(2) | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

やった、やったっ!ダンスインザムード♪
Excerpt: 最近の私の密かな趣味の一つに「競馬」があります。数年前まではWINDSまで出かけないと投票券が購入できなかったことやWINDSそのもののイメージがあまりよくなかったこと。最悪の思い出は 友達の結婚式に...
Weblog: ☆秘密のポケット☆
Tracked: 2006-05-15 17:03

ライスシャワーの命日
Excerpt: 菊花賞 1995写真提供:RACINGFIELDS.com1995年6月4日京都競馬場第36回宝塚記念疾走の馬 青嶺の魂となりこの写真を見ていると、つくづくミホノブルボンの頭の高い走法と、ライ??
Weblog: NEO Sense of Horse Life
Tracked: 2006-05-25 04:20
人気商品